オプションなど、製本業務に付帯する加工もできる限り内製化に取り組み、不良品の排除はもちろん、納期・コストもお客様にご満足いただけるよう、ワン・ストップ化に取り組んでいます。

上製本は、本の中身をしっかりと糸で綴じ、ハードカバー等の厚めのしっかりした素材の表紙でくるみます。
特に表紙はさまざまな素材（布・革・ビニール）が使用され、加工（箔押し・浮き出し）などが施され、上等で豪華な装丁が用いられます。
糸でかがり、表紙をがっちりと固めることにより、堅牢で長期の保存、使用に適しています
表紙は中身よりひとまわり大きく作られ、固い表紙で中身を保護するようになっています。表紙と中身の寸法の差を「チリ」とよび、この「チリ」は上製本だけの特徴です上質な雰囲気を醸します。
長期の保存に耐えられるのが大きな特長で、小説や事典、記念誌、写真集などの製本に用いられています。 上製本には、そのほかにもたくさんの仕様があり、用途に合わせた加工が施されます。
中綴じや無線綴じに比べ、高価なものですので、実績のある企業に依頼することが賢明です。

【主な用途】

• 記念誌
• 学術論文・論文集
• 詩集・歌集・句集
• 絵本
• 自分史・自費出版
• アルバム